9月23日 北新地lausbub 9月24日 西成難波屋 ←ココ 9月25日 祇園シルバーウイングス さて、この三連休の中日、9月24日の西成難波屋でのライブの様子を簡単にご紹介したいと思います

まずは大阪西成という街ですが、一般的に怖いイメージがまだ少し残っていますが、昭和の頃は釜ヶ崎暴動が起きたり、いたるところで喧嘩していたりとか、マジで無法地帯でしたが、今ではかなり安全な街になったように思います(個人の感想ですw) 西成には、西成に住んで50年とかいう方々=昭和の高度成長期からずっと社会インフラの建設に直接貢献してきた方々がたくさんおられます、そういう方々は今では後期高齢者であり、そんな方々の中で音楽が好きな人たちが難波屋に顔を出して、その時自分の好みの音楽が演奏されていたら夕飯がてら音楽を聴いて帰る みたいなそんなノリのお客様もたくさんいらっしゃいます もちろんこんなある意味ステレオタイプなお客様ばかりではありませんが、他の地域にはない特色ということで、そういう方々とお話するのも難波屋ライブの楽しみのひとつです




この日のブッキングは、
コーラスが抜群に気持ちの良いスリーピースバンドさん(すみません名前が確認できませんでした)
燻製ホルモンさん(ブルースバンド)
monchさん(弾き語り)
そして ゆゑん
ということで4組でした
ここらでひとつ、難波屋をご紹介したいと思います 私は難波屋に出入りしてまだ3年ぐらいのひよっこなので大したことは書けませんが。。。 難波屋は、もともと西成の立ち飲み屋で、現難波屋と同じ場所で営業されていたそうです そしていつしかそこで生演奏が始まりライブハウスとして名を上げてきたとのこと 3年前に、旧難波屋を取り壊して新たにビルを建設するということで、一旦、飛田新地の近くの動物園前商店街に仮店舗として移転しました ゆゑんは、仮店舗の時代に大阪ボチボチオーケストラの百田達人さんのご紹介で出演するようになりました そして、昨年12月に、ビルが完成し、難波屋も元の場所に戻ってピカピカの建物の中で営業中です 立ち飲み屋ですが、テーブルも椅子もあるのでリラックスして演奏を聴くことができます そして、やはり嬉しいのは「安さ」 生ビール・日本酒・水割りなど 300円 ソフトドリンク 200円 カレーライス 300円 焼きそば・焼きうどん 300円 焼きめし 300円 おかず各種 200円 ごはん 100円 などなど、まぁまぁセンベロいけますね そして入口付近のカウンターではカウンターがステージとの間にあるので演奏は聞こえますが、ここではステージを気にすることなくおしゃべりするなど好きなことができます この日も、常連さんらしき方が子犬ちゃんを連れてその場所でご飯を食べていらっしゃいました そんなゆる~い感じがたまらなく良いのです あと鍵盤屋にとって嬉しいのはヤマハのグランドピアノが弾けることですね 大阪、兵庫、和歌山はもとより、京都の皆様も是非難波屋のライブにお越しくださいませ!! 道中不安な方はゆゑんメンバーに事前にご連絡頂けたら地下鉄の駅までお出迎えいたします!!



さて、肝心のライブの様子ですが、一番目のバンドはコワモテのフロントマンと優しそうなギタリストと誠実そうなパーカッションの三人組、バンド名を聞き漏らしてしまいすみません その見た目に反して、奏でる音楽は三人のコーラスワークがとても素敵な超爽や系でした 演奏後、別のライブに出演するということでお話することができず残念でしたがまた聴きたいと思わせる素敵な演奏でした 二番目は、燻製ホルモンというインパクト絶大なバンドさん 物語はリハーサル終了後に始まりました 燻製ホルモンのSaxプレーヤが私の近くを通りました 「はて、誰かに似てるな?」 そうなんです、20数年前主催していたジャムセッションによく来てくれていたカワムーーラさんだったのです 思わず 「カワムラクーーーン!!」と呼び止めますが、彼の顔には???がたくさん舞っています 「ドッチです」 はい、この一言で10数年ぶりの再会を祝う会が始まったのです 燻製ホルモンさんは、ブルースバンドで有名どころのブルースを力強く演奏して喝采を浴びていました 燻製ホルモンのピアニストのジョーさんがとても素敵な方で、素晴らしき出会いに感謝感謝です 三番目は、monchさん(もんちさん)、この日は弾き語りでの演奏でした、モンチさんとは、monch&ブラザーズというバンドで何度かご一緒させて頂いています 個人的に、「ゆりかごから墓場まで」という曲がとても好きで、密かにカバーしようとしているのですが、モンチさんの曲、歌うのとても難しいのですよ、そんなギターも歌も絶品なモンチさんの演奏を40分たっぷりと堪能させていただきました もちろん「ゆりかごから墓場まで」では一緒に口ずさんで曲を味わい尽くしましたとさ!



そして、最後はゆゑん percのyagiさんが、この日、滋賀県のJazz Fesに出演後大阪にハシゴするということでyagiさんは出演時間ギリギリに到着、なんとか4人で演奏できました(ほんまにお疲れ様でした!) 難波屋の時は私はお酒をかなり呑んでから演奏するようにしています、今回も3杯飲んだあと4杯目のグラスを傍らに置いて演奏しました 酔っぱらうと当然注意力散漫となりミスも多くなり繊細なコントロールも出来なくなりますが、この難波屋に限って言えば、そのデメリットよりもお店の雰囲気と同化して演奏するメリットの方が大きいような気がするのです(あくまで気がするだけです) 今回もとても気分よく演奏できました、それほどひどいミスもなかったしね(たぶん) 前日のlausbubでも難波屋でも「楽しそうに演奏している」とのお言葉をいろいろな方から頂きました、最近は演奏中の絵面が良いとか楽しそうとかのコメントをたくさん頂くようになってきました、いやぁ本当に楽しいんです音楽が!! 楽しい曲を楽しそうに演奏してお客様に楽しんで頂くというのがいいですよね~ それと 一曲だけのために西成まで13kgを背負ってきたアコーディオンは反省点がたくさんありましたが、その独特な音色はお客様に響いたのではないかと思います、もっと練習してもっと素敵な音が出せるようになりたいと思いましたのでこれからもアコーディオンは続けていきます セットリスト 1. Eveの夜 2. ムーンビーチの砂の上 3. 時には母のない子のように(Accordion) 4. ワイルドフラワー 5. 夜間飛行 アンコール ベルビルランデブー


メッセージ メッセージ