みなさんこんにちはDotchysです。
私は、このDotchys.comのほかに古今東西の名曲のコード進行をご紹介する目的で立ち上げた「コード進行ギャラリー」というblogも運営しています。
しかし今年に入ってからは一つも記事をあげておらずそろそろ再開しないといけないなと思いながらもズルズルと先延ばしにしてしまっていました。
そんな開店休業状態が続く中、先日、コード進行ギャラリーをご訪問頂いた方からリクエストを頂き、久々に昨日コード進行の記事を書かせていただきました。
記事はこちらです↓

曲はカルメンマキ&OZの「六月の詩」です。コード進行ギャラリーでもカルメンマキ&OZの曲は人気があり、中高年層のバンドマンの需要が多いと思われ、カルメンマキさんの隠れた人気がうかがえますね。
本日の記事は六月の詩ではなくて、同じくカルメンマキ&OZの名曲「空へ」の歌詞についてのお話です。
もちろんこの記事タイトルの「空へ」のコード進行も記事にしています。

六月の詩のコード進行をリクエスト頂いた方とのメールのやりとりの中で、
というご質問がありました。
私は作詞者でもなければカルメンマキさんの知り合いでもありませんのでもちろん真偽のほどはわかりませんが、こういうことを想像して楽しむことが好きなのでそのご質問に飛びついたわけです。
メールで返信させていただいてもよかったのですが、せっかくなので記事にしてしまおうと思って今この記事を書いています。
「空へ」という曲もDotchysは大好きです。たぶんカルメンマキOZ(以下マキオズと言います)の曲の中で一番好きなんだろうなと思っています。
曲も良いのですが、歌詞が素敵なんですね。歌詞はコード進行と違って著作権がありますので勝手にここでご紹介はできませんが、以下のサイトで読めますので是非ごらんになってください。
最後のフレーズがイイですよね、ものすごく「パワー」があります。
そして、本題の
「おまえ」ですが、
世間では Janis Joplin のことだろうと言われています。
カルメンマキさんがJanis Joplinを崇拝?していたということもありその説がひろまったのだと思います。作詞は加治木剛さんという方で、たくさんのマキオズの曲の作詞をてがけていらっしゃいますのでマキさんからこういう歌詞を作ってほしいと要望して作詞されたのかもしれませんね、まぁ憶測でしかありませんが。
大切なことは、
カルメンマキさんにとっての「おまえ」はジャニスジョップリンかもしれませんが、
聴く人それぞれの「おまえ」が存在し、だからこそ沢山の人の心をつかみ、たくさんの人に勇気を与えられるのだと思います。
そういうふうに、聴く人それぞれの固有名詞やシチュエーションが頭に浮かんでくる歌詞というのが上手い歌詞の作り方だと作詞のHow to本に書いてありましたね。私もそれを念頭に歌詞を作っているつもりですが、現実にはなかなかうまく作れません。。。。
「空へ」の「おまえ」は人それぞれの「おまえ」であり、カルメンマキさんにとっての「おまえ」はもしかしたらジャニスジョップリンだったのかも!? という感じでしょうか。
だからこの曲を歌うシンガーさんはそれぞれの「おまえ」を思って歌うといいんじゃないかと思います。
そしてもっと大切なことがあります。「おまえ」とは直接関係がないのですが、
この歌は、
「何かを追い求めて懸命に生きている人」のための歌だと思います。
確かにそういう人がこの曲を聴くと「勇気」が沸いてきます。
逆に日常に埋没してしまい夢をなくしてしまった人が聴いても「勇気」はもらえません。
でも、この曲の価値はまた別のところにもあるのです。
それは、夢をなくしてしまった人がこの曲を聴くことによって、自分にも「夢」があったんだ!! と気づけることなんです。
もしかしたら、日常にまぎれて忘れてしまった夢をもう一度思い出して再度チャレンジを始めることができるかもしれません。
さきほど、この曲を歌うシンガーさんはそれぞれの「おまえ」を思って歌うといい と書きましたが、なんとなく日々を生きているシンガーさん(たぶんこちらの方が圧倒的に多いと思います)はこの曲をどういう気持ちで歌ったらよいのでしょうか。
もちろん正解などありませんが、私も同じく夢を忘れた熟年(老人)層の一人ですので、私がこの曲を歌うとしたら、
「飛んでみせるよ私も」と私も言えるようになりたい!!!!
という思いで歌うのかなと思います。
そして「おまえ」とは、固有名詞ではなく、抽象化された存在なんだと思います。でも、やはり、夢を持って頑張っている人が歌うのが一番ですよね♪
Dotchys自分自身、60歳を超えているので「夢」なんて、、、と思う自分もいるのですが、
そんなシチュエーションを勝手に設定して、
そういうふうに生きていきたいなと思います。
「おまえ」の話からだいぶ脱線して夢の話になってしまいました~♪
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