チェットベイカーの映画 My foolish Heart

京都シネマにて。

チェットベイカーの謎の転落死までのラスト3日だけに焦点を絞って作られたフィクション映画

チェット・ベイカー最期の数日 映画『マイ・フーリッシュ・ハート』予告編
映画『マイ・フーリッシュ・ハート』が11月8日から日本で公開。予告編とポスタービジュアルが公開された。 チェット・ベイカーの生誕90年を記念して制作された同作。1950年代のジャズシーンにおいて、トランペットの清冽な音色と中性的な歌声によって人気を博したチェット・ベイカーは、のちに薬物に溺れ、58歳時にオラ…

この映画はあくまでフィクションで、第三者の刑事が主役みたいになっててうざいですが、恐らくストーリー的にはかなり本当のことが描かれていたのだと思った

・転落死の数日前、チェットのクルマが盗まれた。クルマ(ちなみにアルファロメオ)の中には「ありったけの」ヘロインが隠してあって、それが一緒に盗まれたため、いきなり摂取できるヘロインがなくなってしまった
・転落死の数日前、チェットの最愛の女性が、チェットのあまりのジャンキーぶりに、クズっぷりついに心折れて同棲していたアパートから出て行ってしまった。チェットはDVだけどその女性なしには生きることができない
・クスリを買うお金もなく、半グレからカネをかりてクスリを買い、その返済の督促に半グレたちがチェットのアパートに詰めかけてきて、その日のうちに返済しないとイノチはないぞと脅されている

ここらへんはたぶん真実なんだと思う

そして、その夜、予定されていたコンサートに出演せずに転落死した 

ビルエバンスといい、チェットベイカーといい、ジャンキーは自分勝手で破滅的である

この映画での晩年のチェットベイカーの姿が(あくまで姿ね)京都のライブハウス スローハンドの店主である佐野さんにそっくりであった点を謹んでご報告申し上げます

あと、As time goes by なんでやらんの~ 聴きたかった!! と思った人はたくさんいるはず。 やるぞと見せかけてやらない場面、あれは詐欺だ

Chet Baker イノチ!! と思っている人にはあまりお勧めできない

人間的に酷い奴=人間のクズ として描かれているから

たぶん実際の本人もそうだったんだろう、だけど音楽は本当に素晴らしい

最近、音楽家や芸人に対してもコンプライアンスを求める現代社会

私の尊敬する芸術家(昔の巨匠たち)の多くがジャンキーでサイテーの人間です

現代に生きる芸術家の作品をジャンキーや犯罪者だからと言って販売停止にするのなら、昔の巨匠たちの作品は軒並み焼却処分するくらいじゃないとつり合わない

私は芸術家の人間性と作品とは分けて考えるべきだと思ってる

あと、関係のない話だけど、

チェットベイカーの歌い方、真似できないかな

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