生放送で効果音をポン出しする方法について

生放送で効果音をポン出ししたい!!

みなさんこにちは! Dotchysです♪

2020年の1月から年甲斐もなくyoutube Liveをスタートして早や3ケ月経過いたしました。

生放送のコンテンツもさることながら放送技術的にもいかにも稚拙な放送が続いていますが、今回「ポン出し」というワザが使えるようにしたいと思っていろいろと検討してみました。

ポン出しとは、

私:「明日のライブ頑張りまーーーす!!」
私; ポン出しのキーを押す→「イェーーーイパチパチパチ(効果音)」

みたいな感じで効果音を入れるということです。もともと効果音だけではなくて普通に楽曲とかを適切なタイミングで流すことも含みます。

それでは、どうやってポン出しするかを検討したことを順を追ってご説明いたしますね。

Dotchysの生放送環境

 まずは、私の生放送機器構成を書いた図がありますのでそれをご覧ください。この構成の場合効果音をタイミング良く入れることが不可能なのでいろいろと考えてみました。

生配信機器現状構成

生配信機器現状構成

 お題は「生放送での効果音ポン出し環境の構築」です!

PCなのかスマホなのか

私はスマホで生配信したいのですがPCを使って生放送しています。これには訳があります。私は生配信サービスとしてyoutube liveを使わせて頂いています。なぜ数ある配信サービスの中からyoutube liveを選んだかについては別の記事に書こうと思いますが、youtube liveにてスマホを使って生配信する為にはyoutubeのチャンネル登録者数が1000を超えていないとダメなんです。因みに2020年3月現在のDotchysのチャンネル登録者数は30です。。。。

 ということで、私はPCを使って生配信しています。

ハードウェア(ノートパソコン)

DELLのノートPC Inspiron14(2019年製) Corei5 メモリー16GB SSD256GB HDD1TB

OS

Windows10 64bit

配信アプリ

OBS Studio Version24.0.3

これ、とても素晴らしいフリーソフトウェアです!

音声入力デバイス

オーディオインターフェイス

Focusrite 8i/8 G3

コンパクトなボディにプリアンプを4基搭載。豊富なI/Oを備えるオーディオインタフェイス。多彩な機材と接続し、スタジオクオリティーでのレコーディングを実現します

このオーディオインターフェイスの先にはミキサーがあってミキサー(ベリンガーUFX1204)からL/Rの2chが入力されています。ミキサーにはピアノ生録用の2本のマイクとボーカル用マイクがつながっていてボーカルのエフェクトもこのミキサーでかけています。

  Focusriteのオーディオインターフェイスは音がとても良くて且つ遅延がとても少ない素晴らしい製品ですね

映像デバイス

おしゃべり用と生演奏用と二つあります

おしゃべり用カメラ

PC内蔵のカメラです

生演奏用カメラ

中華メーカ製の1024PのUSBカメラ、軸が左にかなりブレていて使いにくい、安かったしまぁいいかと使い続けています。

効果音ポン出し方法の選択肢

さて、効果音をポン出しするためにどうしたら良いかを少し考えた結果、以下2つの解決策を検討してみることにしました。

・解決案① サンプラーを購入してサンプラーから効果音を出す
・解決案② PCにポン出し出来るソフトをインストールして使う
・解決策③ ポン出し機能がついた生放送専用のオーディオインターフェイスを使う

解決案①サンプラー購入

 解決案①については、現状のシステム構造を変えなくても良いのでとても簡単です。但しサンプラーが結構高価なので効果音の為だけにサンプラーを購入するのがどうなのかな? という感じです。高価なサンプラーではなくて「音の出るおもちゃ」を買ってそれを使うっていうのもアリかなと思いましたが、まぁ探すのが大変そうなので解決案としては今回は取り上げませんでしたが、拍手や歓声やピコン!みたいな音がボタンを押せば鳴るようなおもちゃがあればそれが一番簡単で良いなとは思います。

生配信ポン出し案1

生配信ポン出し案1

こんなの(Akai Professional サンプラー 8パッド SDカードスロット MPX8)があります

現行サンプラーの中でも最もコンパクトでお求めやすいモデル。SDカードに入れた素材をすぐに再生できるプレイバックサンプラーです

恐らく使い勝手や音はこの解決策①が一番良いと思います。

解決案②ポン出しソフトの導入

 解決案②については、Googleさんに聞くと、「効果音ポンだしくん」というアプリが私の求めているものに近いことがわかり、かなり古いソフトですがWindows10でも動くとの情報があったので、今回は「効果音ポンだしくん」の導入を検討することにしました。

 私の環境で「効果音ポンだしくん」をインストールして試したところ、生配信ソフト「OBS STUDIO」の音声デバイスの選択肢に「効果音ポンだし君」が表示されません。
考えてみると当たり前で、効果音ポンだしくんから出ている音はWindows10から出力される音であり、OBS STUDIOで受け取る音はWindows10に入ってくる音だけだからです。

 あららぁと思いましたが、解決策がありました。

Windows10内部で鳴っている音をOBS STUDIOに取り込む方法

Windows10の設定画面のサウンドの設定で、

 「サウンドデバイスを管理する」
     ↓
 「入力デバイスに表示されているステレオミキサーの設定を有効に変える」

 これでOBS STUDIOの音声デバイス選択窓に「ステレオミキサー」と表示され選択できるようになりました!!

 ただし、これはWindows10にデフォフォルトで入っている機能ではなさそうで、たまたま私が使っているDELLのノートパソコンで使われていた「Realtek」の内臓マイク&内蔵スピーカのデバイスマネージャにステレオミキサーの機能がついてただけのようです。

 もし「サウンドデバイスを管理する」の画面にステレオミキサーが見当たらない場合は、別の記事でご紹介する「VoiceMeeter BANANA」をインストールして使うとこの問題は解決されます。

  全体図に表すとこんな感じになります!

ポンだしくんとOBS

ポンだしくんとOBS

解決策③生放送用オーディオインターフェイスを導入

3番目の解決策は、PON出しの機能がついたオーディオインターフェイスを買うことです。
  そんな都合の良いものがあるのか? と思いますが、効果音をスマートに出したいとかPC内部の音も混ぜて配信したいという願望は生放送主の共通の願望のようで、それらをまとめて解決するオーディオインターフェイスが販売されています。

  そういうニッチなニーズに応える製品を作るのが得意なTASCAMの製品で、MiniStudioという製品名がついています。

 例えばこんなのとか

TASCAM ( タスカム ) / MiNiSTUDIO CREATOR US-42B 配信向けオーディオインターフェイス

配信に役立つ機能を多数搭載したオーディオインターフェイス

 これだとPonボタンを押せば簡単にポン出しが出来ます!! PC内部の音も混ぜて配信する為のループバックの機能もあります!!

 ただし、恐らくオーディオインターフェイスとしての機能は値段相応だと思われるためこれをfocusriteに替えてメインのオーディオインターフェイスに据えるのはさすがに躊躇しますね。

 もちろん、現状の生配信のレベルではこれでも十分な品質だと思います、ただ、自分的には今後配信コンテンツのレベルをどんどんと上げていこうと思っているのでやはり周辺機器はある程度の品質のものを使いたいという思いが勝ってしまいますね。私は、へっぼこ生配信主によくみられる「スペック信者」なのかも知れません。。。

今回は解決案②「ポン出しソフト導入」を選択!!

  ということでDotchysは「ソフト的な解決=ポン出しソフトの導入」を選択したわけですが、

  3つの比較表を作ってみました。今回は解決策②を選択しましたが、生配信のコンテンツの品質が高まっていったらサンプラーを使いたくなるかもしれません。

「ポン出しソフト導入」の記事はこちら

効果音ポンだしくんのインストール
生配信で効果音を使うためのソフト「効果音ポンだしくん」をインストールしました。その手順をまとめてみました。

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