こんにちは、百田達人組というユニットのピアノを担当しているドッチーズです
新型コロナの緊急事態宣言解除後約3週間経過してようやく街に活気が戻ってきつつありますが、みなさんはどんな休日をお過ごしでしょうか
2021/10/30に大阪の岸和田で百田達人組のライブを二つやってきましたのでその様子を書いていきたいと思います
ラヂオきしわだ開局10周年記念イベント
まずは、ラヂオきしわだ開局10周年記念イベントにて、岸和田のベイサイドモールの特設ステージに上がらせていただきました

岸和田ベイサイドモール
ラヂオきしわだについてはこちらを御覧ください
このイベントは、日頃ラヂオきしわだに出演されているアーチストを中心に関西の地元アーティストが持ち時間30分で次々と演奏していく感じのイベントでした
百田達人組自体はラヂオきしわだに出演したことはありませんが、ボーカルの百田達人がラヂオきしわだに自分の番組を持っていて今回の出演になったというわけです
ステージは屋外でショッピングモールによくある多目的なスペースでした、1mぐらいの高さのかなり広い円形の広場です
PAもフルスペックのもので、とても良い音が鳴っていました、さすがはラヂオ局主催のイベントです
百田達人組は14時からの出演です
転換時には、エレピの搬入からマイクセッティングまでスタッフがやってくれて進行もとてもスピーディでした
セットリストは、
やどかり (オリジナル)
えにし (オリジナル)
おまえを助けにいく (上田正樹カバー)
悲しい色やね (上田正樹カバー)
やはり糸の曲としてのパワーはすごいものがありますね、
な~ぜ めぐりあうのかな~
と歌い出した瞬間に通りすがりの方々がステージを見て、そのうち何人かは立ち止まって聴いてくれる
中島みゆきさん強し!
聴衆の心に届く曲
そして
聴衆の心に響く演奏
この二つが合って初めて聴いてもらえるということ
これを再認識いたしました
カバーであれオリジナルであれ
邪心を排除して曲に正直に向き合うことが大切ですね
なかなか難しいですけどね
日々修行です
居酒屋dash賑での投げ銭ライブ
さて、この日二つ目のライブは
岸和田駅前商店街にある
立ち飲み居酒屋 dash賑

岸和田DASH賑
お店のウェブサイトはこちら

読み方は多分ですが ダッシュ・ニギワイ だと思います

洋風な樽がテーブルのお洒落なお店なのです
18時スタートと19時半スタートの2回、2時間弱演奏させていただきました
dash賑は2次会・3次会で使われるお店のようで、お客様の出足は悪いですが21時頃から閉店までは満員御礼です
18時の時点ではお客様は5人のみ

お客様5人でスタート
それでもさすがは岸和田、ノリが良くて次第にお客様を巻き込んだ楽しい空間ができてきます
19時の時点ではお客様は15人ぐらいまで増えて、演奏が進むにつれて、別々のグループだったお客様同士が乾杯していたりとなかなかな状況となりましたが、盛り上り方も凄くて、ラストの曲、
梅田から難波まで
では、お客様が入り乱れて踊りまくるという、
まさに
素敵なカオス
これは演奏していてもとても楽しいし盛り上がります
本当に岸和田恐るべし!!

投げ銭も札束が飛び交う感じ(ウソ)でたくさんいただきました! ありがとうございました!!
感謝感謝です
岸和田のお客様はストレートです
時候のあいさつやゴマスリなど一切無し

基本ドストレート!
言葉にパワーがあるのでちょっと怖いですが
そんな裏表のない岸和田のお客様のおかげで
とてもエキサイティングな時間を過ごすことができました
岸和田では、ええカッコシィは通用しない
音楽、歌に対して真摯に接すること
これに尽きるってことですね
番外編 50年前にタイムワープできるJAZZ喫茶 PIT INN
野外ステージと居酒屋ライブの間が3時間ほどあったので、岸和田駅周辺を歩いて探索してきました
そして、1時間ほど歩いたあと、商店街の裏通りに、

見つけました! 極上の喫茶店を!

岸和田PIT INN
店の佇まいを見た瞬間、もうこれはアタリだなと確信
お店の名前は
PIT INN
とても古い(歴史のある)ジャズ喫茶です
お店のウェブサイトがありました
今となってはカッコ良すぎるHTML風Website、シブ過ぎます

岸和田PIT INN
48年前(1973年開店)、開店当時は、
そして、長髪・ジーンズの若者が死んだ目をして(こらこら!)たむろっていたと思われます
もちろん現在では、その歴史がお店の全てに刻み込まれたとても素敵な空間として令和の現実の中で確実に存在しています
聞けば、マスターは
たぶんこのPIT INNを巡ってはたくさんの素敵な物語があるのでしょう
半世紀にわたって岸和田の裏通りに存在し続け、何人もの人生に大小何かしらの影響を与え続け、今現在もひっそりとそして確実に存在し続ける
サイフォンの珈琲がとても美味しく
レコードとアナログアンプから飛び出してくる暖かくも鋭いサウンド

ちょうどパドパウエルが流れていて、改めてその凄さに感動してしまいました
てな訳で、今後岸和田でライブの時は必ず立ち寄りたいお店のお話でした
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