Dotchysライブ@京都スローハンド 2019/10/19
みなさんこんにちは、もう11月に入ってしまいましたが10月19日のライブの様子をご報告させて頂きます。 もうだいぶ時間が経過してしまった為共演者のお二人の演奏内容について記憶が飛んでしまっているので詳細が書けておりません、今後はきちんとメモをとろうと思います。
このライブは今年2019年の8回目のDotchysライブでした。
今年の3月に定年退職して念願の「音楽浸け」の生活をして一気にレコーディングまで今年中にやろう! という計画だったのですが、サラリーマン現役時代よりも音楽に費やす時間は大幅に増えたものの、自分の思う通りのアウトプットがなかなか出ない日々が続いていました。
今回のスローハンドのライブでは、古いオリジナル曲をとことん改良して「完成形」への道筋を明確にすることを目標に結構真剣に準備しました。
今回行った準備は、
・曲の構成の再構築 : Aメロ、Bメロ、サビなどの順番の変更、間奏の追加・削除、Cメロの追加など、曲の盛り上げ方を工夫して曲が単調にならないようにしたつもり。
・イントロ・アウトロ・間奏の固定化 :今までは「テキトー」に弾いていて毎回違っていたのですが、とりあえず作り込んだフレーズを決めました。
・歌詞の修正 : わかりやすく、歌いやすく、昭和感の除去などを意識して修正しました。
・伴奏の固定化 : 今までは「テキトー」に弾いていたのですが、これも固定化しました。まだ楽譜化は出来ていませんが年内には楽譜化までやりたいと思っています。
・歌いこむ : 歌詞も伴奏も固定化してソラで憶えることを目指して歌いこみました。歌詞を覚えるのが超苦手ですが、だいぶ歌えるようになってきました。 本当は歌詞カードを譜面台に置かないで歌うのが目標なのですが、今回は「ど忘れ」のリスクがまだ大きいため歌詞カードはまだ譜面台に置いたままとなりました。実際、演奏中に忘れたフレーズもあったのでまだまだ歌い込みが必要です。
これほどまでに細かく準備したのは初めてです。いままでどれだけいい加減だったのかというのがバレてしまいますが、シンガーソングライターであればライブ前に当然やっていることを今回初めてやってみたのです。なかなかうまくアウトプットが出なくて直前まで胃がキリキリ痛む毎日でした。
なんかゴチャゴチャと書いてしまいましたが、共演者の方を含め順番にご紹介したいと思います。
出演者:(出演順)
2. サイナラトモロックさん
3. 栗本英明さん
Dotchys
という訳で、痛い胃袋を気にしつつ臨んだ今年4回目のスローハンドさん。

目は開いているのに小さすぎていつも目を閉じているように写る
セットリストは6曲、
2. DNA
3. かみなりぐも
4. いのちのゆくえ
5. バックストリートウーマン
6. Hattory
3曲目だけが今年作った曲であとの5曲は6-7年前に旧ネガポジに出演していた頃にやっていた古い曲です。
この日お客様として来てくれた方々はその当時の客様でもあり、ライブ後に皆さまから「懐かしい曲だった」と言って頂き「あ~憶えて頂いていたんだ♪」と嬉しく思いました。
この古い5曲も当時からは構成も歌詞もバッキングも大幅に修正を入れており自分としては新曲のつもりで演奏しました。
覚書として各曲の修正点を記しておきます。
一曲目の「ことだま」は、歌詞とメロディを少しだけ変えて構成は昔とほぼ同じ。大幅に変わったのは歌い方と伴奏です。 よりリズムを明確に表現したかたちにしました。
二曲目のDNAは、全体的にかなり変わりました。サビが長くなりAメロ、Bメロの歌詞とメロディも一新しました。
三曲目の「かみなりぐも」も今年の3月に初めて歌った時と比べて大幅に歌詞とサビを変えています。
四曲目の「いのちのゆくえ」は基本構成は同じですが歌い方と伴奏をかなり変えました。
五曲目の「バックストリートウーマン」は、実はやるつもりはなかったのですが時間の余裕がありそうだったのでその場で急遽追加した曲です。準備不足もあって自分的にイマイチな出来となりました。やはり準備が大切です。
ラストの曲、「Hattory」は全体構成とサビのCメロの追加が大きな変更ポイントでした。
これだけ準備したにもかかわらず歌詞を間違えたり、伴奏を間違えたり、リズムがへたったり、歌いまわしがうまくいかなかったりetc 小さな落胆の連続でしたが、全体としては今までで一番の出来だったと思います。やはり準備が大切というのを実感しました。
お客様の反応はというと、今回初めて頂いたご感想としては、
・歌が変わった、うまくなった (以前は「かなり下手くそ」だったのが、「普通の下手」になった感じかな)
・情景が頭に浮かんでくる
・特に「Hattory」が頭に残った
また、いつも言われている
・コード進行が面白い
・特別な世界観、不思議な感覚
というのもやはり言って頂けました。
演奏自体は満足するような出来ではなかったですが、方向性としてはなんとなくですが正しいことが自分自身で確認できてほっとしました。
特に情景が頭に浮かんでくるというお言葉は、歌詞とメロディをかなり見直した結果だと思うので単純に嬉しいですね。
次の10/30のモダンタイムズに向けて新たな課題も見つかり更にブラッシュアップしていく動機付けを得ることが出来ました。
聴いて頂きましたお客様のみなさま、ありがとうございました!!!
サイナラトモロックさん

とにかくカッコイイ!!
二番目はサイナラトモロックさん。ギター弾き語りで熱く歌い上げるRockな方です。
Dotchysとはうって変わって小気味の良いギターストロークでストレートな歌詞を歌い上げていきます。
MCも「間」といい内容といい私的にとても面白くて参考にしたかったのですが、こればっかりはサイナラトモロックさんの人柄・人生そのものが醸し出す何かが無いと真似すらできないんだろうなと思います。
帽子とメガネがうまく曲と演奏にマッチしていてこんな見せ方もあるのかと! とても似合っています。
2曲、凄くいいなぁと思う曲があったのですが、もぅすっかり忘れてしまいました。すみません、やはりちゃんとメモをとっておかないとなぁ。。。
サイナラトモロックさんはtwitterをやっておられます。
栗本英明さん

変幻自在にギターを操る♪
トリは、ギター弾き語りの栗本英明さん。ギターはエレキギターで独特の音質で奏でられていました。後で聞いたらオープンチューニングだそうです。
サイナラトモロックさんもそうですが、セットリストはその場で決めるそうで、事前準備にヒーヒー言っている私にとって、それは奇跡に近いことのように思えます。それだけ自分の曲を理解し、何度も演奏されているということなのでしょう。
一曲、BeatlesのI’ve gotta feelingと同じイントロの曲があって、あとで聞いてみたら、「ジャーンと弾いたら自然とそのフレーズが出てきた」とのことでした。そこから自分の曲にちゃんと入れてしまうところが凄いなぁと。。
栗本さんは、とにかく変幻自在なギタープレィが印象的でした。
栗本さんもtwitterをやっておられます。
ライブ後
恒例となっているライブ後の出演者とお客様そして店主の佐野さんとの歓談タイムがまた楽しく、最後は佐野さんとAM4:00まで飲んでしまいました。 色んな気づきがあって本当に為になるし、音楽の話がいろんな視点から出来るので本当に楽しいです。
共演して頂いたサイナラトモロックさん、栗本英明さんありがとうございました!!
そして聴いてくださったお客様、店主の佐野さん、ありがとうございました!!
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