Dotchysライブ 2019/08/22(Th)@ModernTimes京都
京都のライブハウス モダンタイムスさんのスローミュージックという事前エントリー制のライブイベントに参加させて頂きました。Dotchysにとっては今年13回のライブとなります。
まずは、モダンタイムズさんが如何に素敵なライブハウスかということを暑くるしく語った別の記事がありますのでご覧頂けたら嬉しいです。

出演者
さて、この日の出演者は6組です。偶然全ての出演者が50歳以上という熟年高齢化ライブとなりましたが、オリジナルのギター弾き語り2組、オリジナルのブルースユニット一組、昭和歌謡バンド一組、GSカバー弾き語り一組、オリジナルピアノ弾き語り一組 という感じでバラエティに富んだステージで飽きずに最後まで目いっぱい音楽を楽しむことが出来ました。
出演者は、
2. 上原秀剛 さん
3. ラウンジゆうこring さん
4. MASAバンド さん
5. dotchys
6. やましん さん
です。
それでは、出演順にご紹介していきますね。
オクダちゃん

笑顔が素敵なオクダちゃん
写真でお分かりのようにギターの弾き語りでストレートなオリジナルフォークソングを歌われます。とにかく笑顔が素敵な方で歌そのものの印象も「笑顔な感じ」がして凄い方だなと思いました。曲は「うんそうそう!」と思わず頷いてしまうような曲が多かったです。
上原秀剛 さん

GSのメドレーを演奏されて大変会場が盛り上がりました。
上原さんは、「今日はGSを歌います」と宣言されてからステージに立たれました。これでもかという感じのGSの連射!! あまりGSに詳しくない私でも半分は今でも口ずさむことが出来ました。やはりGS(グループサウンズ)ってとても流行っていたということを再認識しました。
GSと言われてもなんのこっちゃ?とお思いの若い方もいらっしゃると思いますが、昭和40年代にビートルズブームが来て、日本にも雨後のタケノコのようにエレキギターを持った若者によるバンドがたくさん出現しました。出現とは言っても「作られたモノ」だった訳ですが、それらのバンドの頂点に立ったのがタイガースやスパイダーズ、テンプターズなどのGSなのです。令和元年現在還暦以上の方たちはGSとともに育ったと言っても過言ではありません。
GSの説明はこのくらいにして、上原さんのステージに戻りますね。
上原さんは淡々と歌っていますが、ギターのテクニックも歌のテクニックもかなり凄くて、特に脱力しつつも存在感のある歌い方についてとても参考になりました。
今回は出演者全員が50歳以上なので客席も50歳以上の方が大半で、客席から合いの手やコーラスが入ったりして大変盛り上がりました。
毎回、テーマを変えて出演されているとのこと、今度はオフコースやチューリップが聴きたいなと思いました。
ちなみに、お名前の読み方は「うえはら しゅうごう」だそうです。
ラウンジゆうこring さん

昭和の時代のバイショーバンドを再現する巧さと楽しさ
昭和歌謡を昭和歌謡としてキチンと再現するユニットです。私は知らなかったのですが、結構有名なバンドであることを後で知りました。
本物のラウンジのママさんのバンドと漏れ聞こえてきたので、メンバー全員が業界の方々と思って聞いていましたが、ライブ後にお話しをさせて頂いた時に業界人はメインボーカルのママさんおひとりと聞いてびっくり!! それほどに玄人のラウンジバンドっぽい雰囲気がありました。 バンド名のゆうこRingの「ゆうこさん」はキーボードを弾きながら歌う美魔女ママさんとのことでした。
昭和の時代にはバイショーと言って、ラウンジなどで昭和歌謡やジャズスタンダードなどを演奏するハンドが沢山あったのですが、それをそのまんま再現したような感じでしたね。
メインボーカルママさんが歌うDesperadoがツボでした。キーボードのゆうこさんのボーカルもとても巧くて「バイショーバンド」の印象を決定付けます(バイショー、これの言葉は良い意味で使っております、いわゆる昭和のプロっぽいという感じ)

Desperado最高!!

ドラマーさんとギターさんの歌も上手い!!
さすがの有名バンドさんで、お客様もたくさん呼んで頂いていて大変盛り上がりました。 素晴らしい!!!
MASAバンドさん

渋い、渋すぎる♪ 大人のBlues♪
仙人のような雰囲気のMASAさんとカホンのユニットで、MASAさんのオリジナルをブルース調で歌われます。「西日の当たる家」という曲は、あの「朝日の当たる家」のオリジナルカバーバージョン(歌詞がオリジナル)でとても良かったです。
MASAさんは恐らくこの日の最年長! 自然体で音楽を奏でられているお姿に自分もこうありたいと思ったのでありました。 自然体って大事ですよね。
Dotchys
少しザワザワした雰囲気の中、司会のヒロ店長さんに紹介して頂いて、開口一番、
Dotchys:「みなさんこんにちは、Dotchysこと京都の大竹まことです♪」
会場 :「シーーーーーーン、ザワザワ」
みたいな大スベリがあって前途多難な状況の中Dotchysのステージが始まりました。

モダンタイムズでのDotchys
スベッたのは、私の滑舌の悪さとマイクなしでしゃべってしまったこととザワついた会場をいったん静めるアクションを挟まなかったからなんですが、いやぁ、反省点多しですね。
さて、ツカミには失敗しましたが、もうやるしかありません。
セットリストは、
1. 僕が見た雲は (旧かみなりぐも)
2. 街角と未来 (旧バックストリートウーマン)
3. いのちのゆくえ
4. DNA
の4曲です。
僕が見た雲は と 街角と未来 はアレンジの全面更新とメイン旋律の一部変更を施してのメジャーバージョンアップでしたが、やはりバージョンアップして良かったと思える客席の反応でした。方向性はこのままに更にアレンジを詰めて、歌と演奏の質を高めていければ「曲」としてなんとかなりそうな予感がします。
いのちのゆくえ は、伴奏を少し変えてシンプルにしました。これが特大の効果がありました。一番最初、右手だけの超シンプル且つ静かな伴奏にのせてAメロを歌うのですが、これがとても効果的でした。音と音の間がとても静かで会場全体がシーーンとなります。そうなると小さな声で歌っていてもめちゃくちゃ存在感のある歌になるのですね。これを体感させて頂きました。
最後の曲、DNAもかなり構造とコード進行とアレンジを変えて臨みました。言いたいことが客席に伝わる感じが歌っていてもよくわかりました。不思議とわかるものですね。この曲もあと少し構造とメロディを修正すれば完成です。
前回のモダンタイムズでは曲の骨格のみで勝負していましたが、今回は骨格を少し格好よく変えて洋服を着せた感じで勝負できました。
あとは、お化粧をして髪を整えて服のスタイリングを見直して靴を新しくすれば完成です。
まぁ、なに言っているのかわからないでしょうけど、だんだんと曲が固まってきたということで大変嬉しい成果があったステージでした。
お客様の反応も前回よりも感度が上がったように見えました。ただ、100点満点で5点から10点ぐらいに上がったにすぎません。
歌も演奏も5-6回重大ミスがあり、全体のダイナミクス(一本調子)にも課題を残しました。MCと曲順も課題というよりそこらへんはゼロからですね。
次回スローミュージックへの出演は10月30日(水)となります。次回のステージでは「完成されたDotchys」をお見せしたいと思います。
今回、モダンタイムズのヒロ店長さんから
というコメントを頂きました。
やっぱり変態か!!
メッセージ メッセージ
今回は沢山紹介していただきありがとうございました。
次回のスローミュージック10/30日は水曜日です。土曜ではありませんね。
オフコースはさよなら、チューリップは心の旅、しかできませんが、好きなバンドです。
一度、宇治の伊勢田へ遊びに来て下さいね。
上原さん、コメントありがとうございます! dotchys.com開設以来初めてのコメントでございます♪ とても嬉しいです!曜日早速修正いたしました、次回また楽しみにしております。伊勢田遊びに行きます!!