Dotchysライブ 2019/10/5(Sat)@阿倍野Rosy
こんにちは、Dothcysです。2019年10月5日にAbeno Rosyさんにて歌ってまいりましたのでその様子を少しだけご紹介したいと思います。
今年は10月に入ってからも30℃を超す残暑が続いていましたが。この日は少しだけ涼しさが戻ってきて若干湿度が高めながら過ごしやすい天気でした。
Abeno RosyさんでのDotchys3回目のライブとなりました。7月に松阪さんの企画ライブに呼んで頂き初めて出演させて頂いて定期的に声をかけて頂いています。
開演前の様子
この日も、Open19:00、Start19:30でしたので19時過ぎにお店に入りました。
店長のちあきさんがいつもの笑顔で出迎えてくれます。すでに他の演者さんは来店されていたのでご挨拶をしてから生ビールを一杯。
森本有紗
たけ吉
岡田ペトルーシ
西川哲矢
Dotchys
です。
共演の方々は全員「はじめまして」な方々です。そして大体は他のメンバーの方々は皆さんお互いをご存知で私だけがいつも新参者なんです。 更に私はいつもダントツの最年長! 共演者のみなさんもこんな爺が来るとは思わないでしょうからいつも最初のご挨拶の後はお店全体が「ビミョー」な空気に包まれます(と思っているのは考えすぎかな)
カウンターが空いていたのでカウンターに座らせてもらい、同じくカウンターに座っていたカッコイイ男性に話しかけました。彼は西川哲矢さん。ちょっとRockな(Maroon5風?)お姿なのでエレキでがんがん弾く方と思いきや、アコギで弾き語りするスタイルを20年以上続けていらっしゃるとのこと。
ほどなく、最初の演者さん 森本有紗さんにお声がかかりました。
ライブの様子
森本有紗さん

三線と美しい声で魅了する森本有紗さん
スラリとした長身とロングヘアーというモデルさんのような森本有紗さん。なんと三線を携えての登場です。
もともとバンドのボーカリストだったという森本さんの安定した綺麗な歌声が三線の繊細な和音に乗ってきれいに響きます。三線とはいってもメロディや曲想は沖縄に染まっているわけではなく、JPOPを三線で弾き語りしているというイメージです。
JPOPなのでメロディから想像するコード進行が三線では表現しきれないのではと心配もしましたが、うまいこと音を選んでメロディと合わせてコード感を出していたのには驚きました。
三線の音色の繊細な感じが彼女の色のある歌声にとてもマッチしていて素敵なステージだったです。
彼女が生まれる前にご逝去されて実際には会ったことがないという「やんちゃなおじいちゃん」のことを歌った歌にジーンときました。
なんでこんな上手い人が一番最初なの~?? Rosyさんは本当に怖い場所です♪
たけ吉さん

正統派フォークで人生を歌う
二番目のたけ吉さん、白いワイシャツとスラックスというサラリーマン姿でご登場です。やはり仕事場から直入りされたとのこと。笑顔がやさしそうなイケ面のおじさんです。 十分なおじさんですが、髪の毛黒黒フサフサで、若いっていいなぁ。。と変な方に目が行ってしまいます。
アコギの弾き語りで、正統派フォークの流れを汲む演奏スタイルで日常を歌いあげます。
ストロークがもう少し歯切れが良い方が私の好みなのですが、こういう柔らかな弾き方も味がありますね。
最後の曲の「デモの参加者のように」にはいろいろと考えさせられました。さすがは正統派フォークですね。
岡田ペトルーシさん

強いこだわりが魅力のギター職人
三番目は岡田ペトルーシさんです。エレキとアコギを携えて、大きな自作のエフェクターケース(多段構造でもはやボードではない)もあり演奏する前から彼のステージにくぎ付けです。
ライブの後で聞いたのですが、エレキギターとアコギはなんとお手製なのだそうです。エフェクターケースもとても機能的で使いやすそうですしきっと只者ではないのでしょう。
演奏は、ギターインストです。iphoneにカラオケを録音してそれに合わせてギターを演奏されていました。
懐かしい1980年代のFusionですね♪ 最初のアコギの曲はご自分の曲でそのあとのエレキの曲はコピーでした。
アコギの曲は、アンビエントです♪ きれいなフレーズの連続で聴き惚れました。AudioStockに登録したらたくさん売れそうです。
エレキの曲はFusionです。 音色も本当に「練られていて」、フレーズも単なる運指のコピーではなく大きなノリと細かいリズムもきちんとコピーされていて岡田さんの性格がよくわかります。それにしても綺麗な演奏です。
音色やフレーズがパットメセニーやマイクスターンを連想させる爺にとってはとても懐かしい郷愁を誘うステージでした。
ギターを手作りして複雑なFusionの曲を完璧に演奏するというコダワリの塊のような方ですね。本当に凄いです。
西川哲矢さん

美しい声と美しい曲のハーモニーで魅了します
ここまでハズレなし、西川さんも凄い方でした。
まずはいでたちがカッコイイです。とってつけた感がまったくなくカッコいい。私はまだ服装やアクセサリのコーデまで頭が回っていなくてそろそろ真剣に考えなくてはと思っているのですが、ここまでハマってカッコが良い演者さんを見るにつけハードルは高いなぁと思ってしまいますね。
西川さんもアコギでの弾き語りですが、演奏スタイルは今風でアルペジオを多用した複雑な伴奏と地声とミックスボイスと裏声がきれいにつながった素敵な声でメロディアスな歌を歌われます。
20年の経験値は凄いですね。西川さんの歌声は実は私が目指して練習している方向の先にあるものなんです。自分もまだまだ遠く及ばないですが頑張って続けていこうという気持ちにさせてもらいました。
一曲だけカバーで歌われた曲もとても素敵な演奏でした。
森本さんから西川さんまで4人の演者さん、それぞれ素晴らしいパフォーマンスで、「まいったなぁ」というのが正直なところ。。。。
Dotchys
ううっ、なんで私がトリなんだろう。。。という思いにかられながらガンバル!!! はい! とりあえず歌わせて頂きました。
そんな弱気な気持ちが色々とワルサをしたのか、アルコールを少し飲んでしまったせいなのか、自分にとっては悔いの残る演奏になってしまいました。
演奏した曲は5曲、
・DNA
・いのちのゆくえ
・老人のつぶやき(オフコース)
・ことだま
・Hattory
DNA
前回もやった曲。 たぶん前回の方が出来は良かったと思います。声が浅くしか出てこなかったのが一番のポイント。
最後のDNA~♪を連呼して歌う場面のメロディが単純過ぎるなぁという反省点あり。 そこんところを改善して次に臨もう。
いのちのゆくえ
これはRosyさんではお初。終始抑えた感じでやってみました。多分その方が聴いている人には伝わるのだろうなと今回思いました。
なにせ歌詞がストレートでわかりやすいので同じような世界感にシンパシーを持つ方にはなにかしら心をノックするものがあるのでしょう。
今回はAメロ、Bメロだけの構成で歌いましたが、やはりCメロをいれた方が良いと思ったので次回以降はCメロを追加して歌います!!
なんとかこの曲をキラーコンテンツに育て上げたいと思っています。
老人のつぶやき
穴があったら入りたいような出来、あとで書きますが、今回の演奏での悪い面が全て出てしまいました。
ことだま
ライブでこの曲をやるのは1年ぶりです。キーを3度上げてみました。歌詞間違えたなぁ、でも聞いている人はわからなだろうな、でもでも、間違った歌詞じゃ伝わらないしな。。。。 でもキーを上げた感触は歌っていて気持ち良かったのでアリだと思いました。このKeyで固めていこう!!
この曲は、サビの最後の「僕らのことだま」の部分のコード進行とメロディを変えれば劇的に良くなるハズ。
Hattory
今回、この曲にCメロを追加しました。A-Bだけで回すよりも曲のバランスが良くなったと思います。
他の演者さんのお客様から「Hattory良かったですよ~」とわざわざ声をかけて頂きました。とても嬉しい!!!
今回の反省点と改善に向けての気づき
ということで、他の演者さんの素晴らしさに対して残念ながらあまりインパクトを残せなかったDotchysですが、今回のステージでは色々と先々への気づきがたくさんあったのでとても有意義なものとなりました。
これをここにわざわざ記事の中に書く理由は、覚書として記録に残すためです。次回のDotchysのライブは2週間後の10月19日ですが、それを含めて今後のライブで改善してよりよい内容とするためです。
こんな不完全なDotchysでも声をかけて頂ける阿倍野Rosyさんには本当に感謝感謝です♪ ありがとうございます!!!!
そして、素晴らしい共演者の皆様からも沢山の気づきを頂きました。ありがとうございました!!!
反省点と対策
ピアノの鍵盤と友達になれず
これは原因はわかってます。マイクの位置の問題です。マイク位置を最初に適当にしてしまったのが敗因。それとルーティンにしている筈のイスの位置の調整もせずに始めてしまいました。あ~ぁ!!
そんなこんなで、普段は、タッチミスはたくさんあるものの聴いている方にわかるほどのミスはあまりしないのですが、今回はたくさんやらかしてしまいました。
しかもコードを間違えるという普段は絶対にしない間違いをなんと同じ場所で同じ間違いを連続でしてしまいました。コードを押さえる感覚は完全に右脳系でコントロールしていて「考えることなく弾けてる状態」のはずなのに。。。。
これは、最初のイスの調整がいい加減で、手の位置と鍵盤の位置がかなりズレてしまったからだと思います。うぅ悔しい!!!
ルーティンだから忘れないできちんとやれるはずなのに、今回何故出来なかったかはよくわかりませんが、色々とハプニングもあって知らぬうちに動揺していたのかもしれません。なにはともあれ、最初のルーティンとしてまだ確立されていないことがわかりましたので、ここはきっちりと次回以降気を付けていきたいと思います。
声が浅くなってしまった
これは実力といえば実力なんですが、練習で出せている声がまだまだ本番で出し切れないというのは、やはり練習不足ですね。「老人のつぶやき」ではヤバイヤバイと思いながら修正できずに最後までいってしまいました。
気持ちを込めて歌えたのか
ピアノを弾く問題と声の問題とで歌に気持ちが入っていたかというと嘘になります。Hattoryの最後の方でようやく気が入ってきましたが既にお寿司。。。
この問題は、最初のテクニカルな問題をクリアすれば大丈夫だと思います。
気持ちがうわついていた
全ての原因はここにあります。アルコールを2杯飲んでいたから?? 多分それではないと思います。 ソロの時はアルコールを飲みたいんですよ、だから、アルコールでほろ酔いでも大丈夫なように練習の時もアルコールを飲んでしまうというのも良いかもしれません。(あとで素面の状態でその時の録音を聴いて判断することにしよう。。。)
今回は結構事前準備をしっかりとやったつもりだったのですが、まだまだ練習不足だと痛感しました。
結局歌詞カードも見てしまいましたしね。
曲の構成、ピアノのフレーズ、メロディ、歌詞を全て憶えて演奏するのが最低限!!!
ということを再認識しました。
メッセージ メッセージ