Dotchysライブ@ModernTimes 2019/10/30
こんにちは、Dotchysです。
去る2019年10月30日(水)の京都モダンタイムズさんのスローミュージックに出演させて頂きました。なんと今年に入って20回目(Dotchys+ゆゑん)のライブとなりました。
スローミュージックというのは、事前エントリー制で出演者を決めるライブです。もちろん事前審査などなく誰でも出演することができます。私Dotchysもかれこれ今回で4度目のスローミュージックエントリーとなりました。
エントリー制で誰でも出演OKですが、他のオープンマイクとは違って、リハできちんとPAの調整もして頂けるし、店長のひろさんが司会をして盛り上げてくれます。
転換込みで30分という出演時間もブッキングライブよりも短いですが共演者がギター弾き語りが多いこともあり、だいたい25分間は歌うことができます。
そして共演者も(たまたまかもしれませんが)素敵な方が多くて、そんなこんなで最近では2ケ月に一度のペースでエントリーさせて頂いています。
私はこのスローミュージックを、改善途上のオリジナルソングを試す場として考えていて、曲や歌い方、ステージング、MCなどあとで録音を聴いて次につなげていくのは勿論ですが、共演者や共演者のお客様も含めて「自然と口から出てくるご感想」が頂けるのもこのイベントの良いところだと思っています。
それでは、当日の様子をいつものように出演順にご紹介いたします。
出演者:
2. 嘉田勝さん
3. Kataoka Wataruさん(The Cellophanes)
4. Dotchys
5. 梅田幸子さん
6. うさみみスタウトさん
上原秀剛さん

今回もやさしい歌声に乗せてオリジナル曲を聴かせて頂きました
上原さんとは前回8月22日のスローミュージックでもご一緒させて頂いています。
前回はグループサウンズをテーマにして同世代のお客様の喝采を浴びていましたが、今回はオリジナル曲を聴かせて頂きました。 安定したギターとやさしい包み込むような歌声で恋愛から日常まで幅広いテーマの曲を歌われました。
AI(アイ)という歌がかなり印象的でした。ロボット(AI)に恋するお話の曲です。私より少し年上の上原さんですが、こういう新しめのテーマの曲をうまく作っていらっしゃいます。
嘉田勝さん

テルミンを操り会場を幻想の世界へいざなう。
テルミンという摩訶不思議な楽器を操り幻想的な世界を紡いでいくミュージシャンの嘉田さんはグーグルさんによると数理論理学の学者さんだそうです。
テルミンを真剣に生で聴くのは初めてだったのですが、一曲目からその幻想的な音色とそれが醸し出す独特の世界に引き込まれていきました。
カラオケ音源(アコースティクギター)にテルミンの生演奏を被せていくスタイルで次々と幻想的な世界を作っていきます。音程の揺れも逆に心地よくまさに平均律にとらわれないある意味先進的な楽器だなと思いました。
Kataoka Wataruさん

カッコイイギターフレーズと少し変わった歌詞の印象的な歌
Kataoka Wataruさんはサイケデリックロックに傾倒されているとのこと。歌われるオリジナル曲もSyd Barrettを彷彿させるギターとコードで私好みの曲が多かったです。一曲特にとても好きな曲があったのですが、一週間が経過して忘れてしまいました。。。。ぅぅぅ残念。
Dotchys

Dotchys@ModernTimes
今回は、前回10月19日のSlowhandさんでのライブから4曲を抜粋して演奏しました。もちろん、Slowhandでの反省点・改良点を反映した上で臨んだのですが、結果的には演奏力がまだ追いついていなくて自分的には今一歩という感じでした。しかし、Slowhandの時よりも良くなっているのは確かで、お客様の反応もSlowhandの時よりも「濃くて熱い」ものを感じがしました。
セットリストは、
2. かみなりぐも
3. DNA
4. Hattory
お客様のポジティブなご感想としては、
・ことだまの間奏の8ビートが良かった。
・かみなりぐもの浮遊感のあるAメロコード進行はなに?
・DNAは短編小説を読んでいるようだった。情景が目に浮かぶ。
・HattoryはBeatlesのPenny LaneやStrawberry fields foreverを思い浮かべる。
・声が少年のよう
・Hattoryの間奏が良かった
・ふわふわした世界観
お客様からのポジティブなご感想はつい最近までは「どーせ無理して言ってくれているんだ」と思って心底喜べなかったのですが、今は、それを「Dotchysの特徴」として捉えてそれをどう伸ばしていけば良いかを考えるヒントにしていますのでリップサービスだったとしても大変有難いお言葉の数々なのです。
声質が「少年のようだ」というのにはびっくりしましたが、動画を聴きかえしてみて思ったのは、ジャニーズの歌が下手な人たちの声に似ているかも ということです。これを強みととるのか要改善ポイントとして捉えるのかまだよくわかっていませんが、声については、今も試行錯誤していて日々変化しています。次回11月20日のRosyさんの段階では無理としても、12月8日のSlowhandさんのライブにはDotchysの声はコレだ!! みたいなところまで仕上げていきたいと思います。
ネガティプな言葉はさすがにお客様から頂くことは稀です。それゃそうですよね、ネガティブなこと=要改善点 は自分でしっかりと客観的に分析してメモに残すようにしています。この部分を以前は結構いい加減にしてしまって何度ライプをしても良くならないどころか悪くなる一方という状態でした。
細かな悪い点は省略して、大きな要改善点を整理すると、
・歌と声については、だいぶマシにはなってきてはいるもののまだ声の芯が足りない。また語尾の音程がまだかなり甘い。要はボイトレ継続! 声質の変化については意識して出せるように訓練継続。
・曲については、
(1) 間奏から次の歌に入る際のつなぎはもう一工夫必要。
(2) かみなりぐもは全体構成の見直しがまだ必要
(3) DNAのサビ部分の盛り上げ方に工夫が必要
(4) DNAのAメロの歌い方とメロディはもう少し掘り下げて検討要
(5) 歌詞は昭和感のある言葉、言い回しを次回までに修正する
(6) HAttoryのつなぎの間奏のコード進行は要改善
・ピアノについては
(1) 間奏の固定化
(2) 盛り上げるときのオブリをもっと工夫する。
(3) 歌とリズムが違うフレーズの練習継続
(4) ベースラインの改善
・全体では、
(1) MCをきちんとする。
(2) 外見(髪の毛、衣装、顔のメイクなど)についてどうするのか早く決める。
聴いてくださった皆様でネガティブ感想も含めて何かお感じのところがあれば是非聞かせてください。それを参考にしてもっと良い曲、良いステージを作れるようにしたいと思っています。
上原さん、動画を撮影して頂きまして本当にありがとうございます!!!
DNAをyoutubeにアップロードしました。
梅田幸子さん

透き通った声と素敵な表情そしてめちゃうまギター
女性Vocalとアコースティックギター伴奏のデュオです。リハーサルのときにギターがとても上手いなぁと思っていたら、ギターの方はバークレー卒でサムピッキングの世界大会優勝という大きな冠のついた方で本当にびっくり!!
ボーカルの梅田幸子さんは本業は天職コンサルタントというご職業で講演等で全国を駆け巡っているそうです。
舞台慣れされているうえにその美貌と独特の雰囲気でモダンタイムズを清純無垢な雰囲気で包み込んでしまいました。
うさみみスタウトさん

ぴったりと息の合った演奏と大人の雰囲気の楽曲
トリは、うさみみスタウトさん、結成12年目を迎える女性Vocal+PianoのSatomiさんと男性ギターコーラスのうっちーさんのデュオです。うさみみスタウトさんは10月13日のゆゑんのライブでもご一緒させて頂いていて楽しみにしていました。
うっちーさんのプロの噺家と思わせる軽妙な語り口と夫婦漫才のような掛け合いで場が演奏前から盛り上がります。歌も演奏も「安定」のひとこと!! 素晴らしい!!
前回聴いて好きだった曲「月兎(げっと)」がまた聴けて個人的にもとても盛り上がりました。
全体を通して
今回も素敵な共演者さまばかりで本当に楽しい時間を過ごすことができました。
モダンタイムズさんには本当に感謝しかありません。
ありがとうございました!!!
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